書くことがない

こういう時は、ネタをとりあえずあげておくのが一番ではないでしょうか。

今、もっとも気になっているのが、「帰納的な推論は使えるか?」です。帰納的な推論を活用したものとして有名なのが、「ビジョナリー・カンパニー」です。もちろん名著であるという評価は変わらないでしょう。しかし、私自身は読んでみて何か今ひとつなところがあるのも事実です。それは、帰納的な結論の導き出し方にあるのではないか、と考えています。具体的に何かは分からないので、それを掘り下げてみたいところです。

もう一つは「技の習得」に関することです。特に日本の古典芸能の技はどうやって習得されていくのか。安逸に「暗黙知」というフレーズで終わりにするのではなく(もちろん暗黙知に対する理解も必要ですが)、技習得の周辺から探っていきたいと思っています。幸い、今年に入ってこのテーマの良書に出会うことができました。それをもとに頭の整理をしてみたいと思っています。頭で整理することと技の習得は相容れないのかもしれませんが、可能な限り近づきたいものです。