2010-01-01から1年間の記事一覧

自炊雑感

iPadを購入してから、当然のごとく?iPad活用法の本・雑誌を読んだり、Webを眺めたりしている。そこで最も興味をそそったのは「自炊」。うーん、半年遅れだな。 ご存じの方も多いだろうが、ここでの「自炊」とは一人暮らしの食事のパターンではなく、紙の本…

新刊が出ます

図解で学ぶビジネス理論 人と組織編作者: 生方正也出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2010/12/23メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る今年二冊目ですが、日本能率協会マネジメントセンターより、「図解…

iPad購入

しばし購入しようか迷っていたiPadをついに購入してしまった。 そのうち新しいモデルが発売されるだろう、その時には子供の遊び道具にでもしよう、と考え、16GBのWifiモデルという、一番安いやつにすることにした。にも関わらず、アップルケアのプロテクショ…

第四回いたばしリバーサイド・ハーフマラソン

Run

表題の大会に参加した。距離はハーフ。 今日は朝から好天で風もなく、絶好のランニング日和。やや気温は高めだったが、市民ランナーにはこれくらいがちょうどよいのではないか。コースも新河岸川の土手沿いの道を延々と走る、というもの。以前の大会のレビュ…

キャスターつきのかばん

一昨日広島へ一泊出張。昨日は呉にある某社工場へ。 工場へ向かう最中、突如かばんのキャスターの片輪が動かなくなる。 出張には欠かせないキャスターつきのかばんだが、キャスターが使えなくなると単なる無用の長物。キャスターついているから、と気軽にい…

仮説思考と将棋

今、将棋の最高位のタイトル戦「竜王戦」が佳境に入っているそうだ。今期の挑戦者は羽生名人で、羽生名人がタイトルをとると、「永世竜王」になり、史上初の「永世七冠」にもなるらしい。本当にすごい人だ。私と羽生名人とは年齢が近いが、近いのは年齢だけ…

Solo Concert(Bremen)/Keith Jarret

Solo Concerts: Bremen & Lusanneアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Ecm Records発売日: 2000/02/29メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る祈念すべきキース・ジャレットの即興ソロピアノコンサート第一弾。1973年の作品…

脱稿と校了

ようやく組織・人の本が校了。とりかかり始めが8月だったから、結構短期間で仕上げたものだ。それから、Think!連載の最終回を脱稿。こちらは断続的とはいえ、一年半の長丁場(まだ終わってませんが)。どちらも、モノになるのにあと一歩。

大いなる不安定

大いなる不安定作者: ヌリエル・ルービニ,スティーブン・ミーム,山岡洋一,北川知子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/10/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 68回この商品を含むブログ (14件) を見る 巷で話題?のルービニ「大いなる不安定」…

Concerts(Bregenz) / Keith Jarret

ブレゲンツ・コンサートアーティスト: キース・ジャレット出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2008/10/08メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログを見るキース・ジャレットのピアノ・ソロで最初に何を聴くかといえば、間…

パフォーマンス・コンサルティング2解読(補足)

パフォーマンス・コンサルティングII~人事・人材開発担当の実践テキスト~作者: デイナ・ゲイン・ロビンソン、ジェームス・C・ロビンソン,鹿野尚登出版社/メーカー: 株式会社ヒューマンバリュー発売日: 2010/08/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 …

Return to Forever / Chick Corea

リターン・トゥ・フォーエヴァーアーティスト: チック・コリア,ジョー・ファレル,フローラ・プリム,スタンリー・クラーク,アイアート・モレイラ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2003/04/23メディア: CD クリック: 14回この商…

毛沢東 ある人生

毛沢東 ある人生(上)作者: フィリップショート,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/07/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (19件) を見る毛沢東 ある人生(下)作者: フィリップショート,山形浩生,守岡桜出…

ケルン・コンサート  キース・ジャレット

ザ・ケルン・コンサートアーティスト: キース・ジャレット出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2003/04/23メディア: CD購入: 7人 クリック: 73回この商品を含むブログ (54件) を見るこのCDを買ったのは確か2002年か2003年か。同時…

プレジデント誌の特集−「年収1500万円社員vs400万」630人分析!−を分析してみる。

前回はプレジデント誌の特集「年収1500万円社員vs400万」630人分析!」で行われている分析の問題点について指摘しました。「じゃあ、あんただったらどんな分析をするんだよ?」そうですね、文句ばかりではいけません。自分だったらぱっと思いつくのは次の3…

プレジデント特集 −「年収1500万円社員vs400万」630人分析!−

寒くなりました。手帳の季節です。町には来年の手帳があふれ、書店には手帳特集の雑誌があふれます。早速自分の来年の手帳を入手しなくては!その前に、目についた手帳特集雑誌を思わず購入してしまいました。PRESIDENT (プレジデント) 2010年 11/15号 [雑誌…

東大生が書いた 問題を解く力を鍛える ケース問題ノート

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」作者: 東大ケーススタディ研究会出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/09/17メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 106回この商品を…

Think!秋号に連載が掲載されました。

遅くなりましたが、先週Think!秋号が発売になりました。 Think! AUTUMN 2010 No.35作者: 東洋経済新報社出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/10/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る 全六回の連載も、今回…

神話の力

ある社会でいちばん高い建物を見れば、その社会がなにによって動かされているかすぐわかります。(215ページ) 何気にこのフレーズは示唆深いし、納得感がある。 たとえば日本で一番高い建物は東京スカイツリーになる予定だから、日本は放送業界によって動か…

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 126人 クリック: 3,690回この商品を含むブログ (302件) を見る 遅まきながら読了。まず…

パフォーマンスコンサルティング2解読(終) よくある質問とまとめ

本書で筆者が述べたいことは、前章までで終わり、この章は補足的なFAQの位置づけである。実際、一つの除けば、前章までで述べたことを別の観点で整理したものが多い。その中で一つ本章にだけ触れられているのは、「PCの取り組みの成果をどうやって測定するか…

パフォーマンスコンサルティング2解読(8)PCの機会を見つける

本書のよい点の一つに、「クライアントとの関係」という視点を常に持ち続けていることがあげられる。本章もまさにクライアントとの関係という視点がなければ、書かれることはないだろう。本書によると、PCの機会の見つけ方は二通り。 1.クライアントとの信…

東京マラソン 抽選結果

Run

本日メールが届いていた。 結果は???残念ながら落選。まあ、仕方ないか。10倍近いし。 とはいえ、世田谷246ハーフの落選とダブルパンチだからめげる。大会のレギュレーションが変わる前に、何とか走りたいものだ。

パフォーマンスコンサルティング2解読(7)リフレーミング

匠の世界第二弾はリフレーミングだ。ここが本書の白眉と言ってよいだろう。ある意味、ここにパフォーマンス・コンサルタントとしての価値が凝縮されるのだ。まず、リフレーミングの意味から。これは「クライアントが述べていることを異なる視点で見てもらう…

パフォーマンスコンサルティング2解読(6)信頼関係の構築

いよいよPCの「匠」の世界に入っていくことになる。まずは「信頼関係」の構築だ。「信頼関係の構築は大事」という記述はよく見かけるが、それは当たり前の世界だ。信頼関係の築き方がわからない人にとって重要なのは、「どうやって信頼関係を築くか」だ。そ…

パフォーマンスコンサルティング2解読(5)クライアントと契約する

前のエントリーで「匠」の世界と書いたが、少し早かったようだ。まだこの章が残っていた。この章をどこの部に置くかは結構微妙な世界だが、個人的には問題解決のプロセスで第2部は終わってよかったような気がする(あくまで感覚的な感想ですが)。ここでの…

パフォーマンスコンサルティング2解読(4)解決策を明らかにする

今回は解決策について。なかなかこういうテーマで解決策を導き出す「考え方」レベルではなく、どのような解決策が提案できるかまで書いてしまう本はあまり見かけない。その意味では、初版同様、踏み込んだ一冊と言えよう。とは言え、お国柄の違いなのかなん…

パフォーマンスコンサルティング2解読(3) 原因を解明する

第5章では原因と解決策、そしてそのまとめが記されている。一章でこれだけのことをまとめるのだから、あるべき姿や現状と比べると原因と解決策のパーツは割合的に少ないのだろう。しかし、ここでは逆に、原因と解決策は分けてみていくことにする。すでに述…

パフォーマンスコンサルティング2解読(2)あるべき姿と現状を捉える

第3章から、いよいよGAPS!マップの詳しい説明に入る。まずは第3章で「あるべき姿」の捉え方が解説されている。この章を読む前、最も興味深かったのは 1)事業のあるべき姿はどうやって捉えるのか? 2)パフォーマンスのあるべき姿と事業のあるべき姿はどう整…

パフォーマンス・コンサルティング2解読(1) GAPS!ロジック

これから何回かにわたって、「パフォーマンス・コンサルティング2」について、私的解読をしてみる。 結構視点に偏りがあるが、本書に書かれた内容レベルから少し脱線?発展?していきたい。 幸いなことに、訳者の鹿野さんとは月一回お目にかかる機会がある…