2010-01-01から1年間の記事一覧

一万年の進化爆発

一万年の進化爆発作者: グレゴリー・コクラン,ヘンリー・ハーペンディング,古川奈々子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/05/27メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 113回この商品を含むブログ (21件) を見る予想以上に面白い一冊だった。人間は(ほか…

パフォーマンス・コンサルティング2読了!

今日はいい天気。一年を通じても、こんないい天気の日はそうないだろう。ランニングしていてもとても気分がよい。自分が「走れる」と錯覚してしまうくらいだ。 パフォーマンス・コンサルティングII~人事・人材開発担当の実践テキスト~作者: デイナ・ゲイン・…

定義の力

ある言葉を定義するということは、その言葉を一定の仕方で使ってほしいと他人にすすめることにすぎない。言いかえれば、定義の目的は、事実の上に論議の焦点をしぼることなのであり、したがってよい定義は用語をめぐる論議を事実についての討論に転化させ、…

群れのルール

群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法作者: ピーター・ミラー,土方奈美出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/07/16メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 173回この商品を含むブログ (18件) を見る虫や鳥が群れとしてどんな力を発揮しているか…

クリエイティブってなんだ?

創造力、クリエイティビティ。こうした言葉を聞いて、どんな印象を受けますか? いろいろな答えがあると思いますが、ネガティブな印象は聞かれることはないでしょう。私もそう思っていました。この文章を読むまでは。 現代でも文章鍛錬の場でよく用いられる…

世田谷246ハーフマラソン

Run

8月から受付が始まっていたこの大会。本日抽選結果の連絡がきた。 結果は、残念ながら落選。 去年は当選したが、単に運がよかっただけなんですね、ということを改めて実感する。 せっかく大会当日は誕生日だったので、そこのところ勘案してくれ、といっても…

ストーリー番外 究極のストーリー「神話」

究極のストーリーと言えば、やっぱり神話ですかね。ということで、今回は次の本をもとに、ストーリーとしての神話について考えてみたいと思います。神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ジョーゼフキャンベル,ビルモイヤーズ,飛田茂雄出版社/メ…

本日の日経朝刊に「仮説思考と分析力」の広告が掲載されました

今更そんなことを言われても遅い! という話はありますが、本日の日経朝刊に「仮説思考と分析力」の広告が掲載されました。他の日経ビジネス人文庫の新刊と並んでです。これで少しでも認知が上がればよいのですが。 好評発売中!ビジネススクールで身につけ…

木の教え

木の教え (ちくま文庫)作者: 塩野米松出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/06/09メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る我ながら、えらく渋い本を選んだなあ。 きっかけは、帯だから単なるミーハーといってしまえばそれまでだけ…

ことばの経済的価値

一つの言語の経済価値が、その話し手の数と相関関係をもつ(中略)。私がある言語を用いて意思を疎通できる人々の範囲が広ければ広いほど、非常に実際的な意味において、私にとってその言語の効用は大きくなる。(63ページ) 言葉にも相対的な価値があること…

走力低下

Run

盲腸の手術による影響が一番出たのはなんだろうか? 頭の回転が悪くなったという説もあるが、最も実感するのが走力の低下である。正確に言えば、6月に盲腸炎になって以来、どうも走力が下がっているような気がしてならない。走力は「長い距離を走る力」と「…

拙著「仮説思考と分析力」明日発売

出版社によると、明日の夕方頃に、都内大手書店に拙著が並ぶそうです。 要は明日が配本日です。もし店頭で目にされたら、手に取ってご覧いただければ幸いです。ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力―ポケットMBA〈5〉 (日経ビジネス人文庫)作者:…

覚えるということ

人が「おぼえる」ためにしていることの大部分は、「頭の中にしまいこむ」ことではなく、むしろ「頭の中から取り出しやすくする」ことなのである。(110ページ) まさに日常生活で「覚える」ときには、頭の中から取り出しやすくしている。それが「勉強」とい…

なぜ直観のほうが上手くいくのか?

なぜ直感のほうが上手くいくのか? - 「無意識の知性」が決めている作者: ゲルトギーゲレンツァー,Gerd Gigerenzer,小松淳子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2010/06/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 45回この商品を含むブログ (11件) を見る…

「ハーバード白熱教室」を見る

先日、遅らばせながら「ハーバード白熱教室」を視聴した。といっても、一回分だけですが。 今更になって観ようと思った理由は二つ。一つは本を読んで興味深かったということ。もう一つは、ハーバードの学生が登録しまくる講義はどんなものか、何か自分に参考…

ストーリーのもつ機能

ストーリーにすると、どんないいことがあるの? これも少し見てみよう。まずは、「私たちの中にある物語」から。私たちの中にある物語―人生のストーリーを書く意義と方法作者: ロバートアトキンソン,Robert Atkinson,塚田守出版社/メーカー: ミネルヴァ書房…

本の見本完成!

本の見本が完成したので、最終チェックを兼ねて見せていただく(ついでに5冊ほどいただく)。見本といっても、原稿の中身はすでに印刷済みで、あとは製本するだけなので、著者名とか本当にクリティカルなところだけチェック。初めて実物と対面したわけだが、…

ストーリー(物語)での主人公

ストーリーで、何を差し置いても大事なのが主人公。この人(動物とか空想上の存在でもよいのだが)がいなければ、ストーリーになりませんな。じゃあ、どんな人が主人公としてよいのだろうか。これは、「ストーリーの心理学」に載ってました。ストーリーの心…

ストーリー(物語)について考える(1)

ストーリーについて考える少し先の話だが、Think!連載の六回目のテーマは「ストーリー」だ。ここでのストーリーの意味は「話の流れ」というもの。よくプレゼンで「ストーリーラインを考える」と表現することがあるが、それに近い。もちろんストーリーという…

9月に新刊「仮説思考と分析力」が発売されます

ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力―ポケットMBA〈5〉 (日経ビジネス人文庫)作者: 生方正也出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/09/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 97回この商品を含むブログ (22件) を見るすでにアマゾン…

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階作者: ジム・コリンズ,山岡 洋一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/07/22メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 140回この商品を含むブログ (43件) を見る入院中に読んだ一冊がこれ。結構分厚いので時間がもつか…

入院

「再開」と書いた途端に一週間空いた。情けない。理由は簡単。先週の火曜日から入院していたからだ。 原因は6月に発症?した虫垂炎の再発。二か月で再発したので、関係者ほぼ全員手術ということで一致。 それにしても、今回はえらく都合がよい。世の中はお盆…

再開

気が付いたら、二週間もほったらかしにしていた。ということで再開します。かなり前のネタですが、Think!連載記事が掲載されています。Think! No.34(2010 SUMMER)出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/07/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回…

イマココ

イマココ――渡り鳥からグーグル・アースまで、空間認知の科学作者: コリン・エラード,Colin Ellard,濱野智史(補論),渡会圭子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/04/22メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 199回この商品を含むブログ (27件) を見る昨日…

PCを買い替える

昨日、とうとうPCを買い替えた。 火曜日の夕方までは、MacBookProを買う気満々だったが(もうアップルストアの通販でポチっとしてしまう勢いだった)、VGAアダプターもあわせて買わなきゃ、と思ったところ、ユーザーレビューが思わぬ不評。さらにオフィスの…

グーグル秘録 完全なる破壊  ケン・オーレッタ

新PC選びは、ダッチロールを続け、現在レッツ・ノートからMacBookに移行し、ほぼ着地点になりつつある。でも、今使っているPC(Dell Latitude D420)が意外と軽量だという事実を知り、MacBookを本当に持ち歩けるか不安になる(というか、鞄の中を整理すれば…

社会学的想像力を刺激する方法

社会学的想像力作者: ミルズ,Charles Wright Mills,鈴木広出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1995/04メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (32件) を見る1965年出版という、少し古めかしい一冊。大半は当時の社会学のアプローチの批判に…

iPadをはじめて触る

水曜日、秋葉原に行く。ついでにヨドバシへ。 iPadのコーナーに行ったら、「試遊は5分まで」という看板とともに、iPadが何台も置いてあった。(そうか、iPadは試しに遊ぶものなのですね) 当然のことながら、早速いじってみる。感想は・・・。微妙。まああれ…

梅棹忠夫氏逝去

今日の夕刊で、梅棹忠夫氏が7/3に逝去されたことを知った。梅棹氏の著作で触れたのは、例の「知的生産の技術」だけだったが、これがあまりにもインパクトが大きかった。「知的生産の技術」の存在を教えてもらったのは大学生の頃。何かの講義で教官に「これく…

プロフィール写真を撮る

今日、自分のプロフィール用写真を撮った。9月に刊行する書籍で使うのが目先の目的。ネットで調べた結果、今回は青山にあるアリアフォトグラフィックスタジオさんで撮影することにした。 http://photographic.alia-co.comこれまで、こうしたプロフィール用の…