なぜノウハウ本を実行できないのか

知識と行動のギャップをつなぐのは、一にも、二にも、三にも繰り返すこと。間隔を置いた実行です。(21ページ)

確かにその通り。私たちは、小さい頃からそのようにして実行できるようになってきた。子供の勉強しかり。部活しかり。

そこで疑問。何故大人は子供の頃にやっていたことができないのだろうか?
思いつくままに理由をあげてみる(私が担当している分野に偏るかもしれないが・・・)。
・忙しくて繰り返す暇がない
・仕事で繰り返す場面がない
・難しくて、繰り返せない
・繰り返すのが面倒
・繰り返す気力がない
・繰り返すための材料がない

うーん。大人になると学ぶこともままならなくなるのね(自戒も込めて)。

でも、こうした理由の背後には、こんな希望がないだろうか?
「繰り返さないでできるようにならないの?」

本書では明確にNoと言っている。多分そうなのだろう。少なくとも自分を振り返ってみると繰り返さずにできるようになったものはほとんどない(だが、繰り返してもできないものもある。悲しいが)。

いかに忙しくても、学ぶことに対するスタンスを時期に来ているのかもしれない。子供の頃のように。

なぜ、ノウハウ本を実行できないのか―「わかる」を「できる」に変える本

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